サンホセ(San José)はコスタリカの最大の都市で首都である。サンホセ州の州都でもある。
サンホセはコスタリカの中央に位置し、山岳地帯であり、標高は約1,170mある。1997年の人口は、329,154人。1950年には人口は86,900人しかなく、20世紀後半に急拡大した。
サンホセは、かつては重要性のない小さな村であった。1824年に国家元首のJuan Mora Fernándezがスペインの植民都市であったカルタゴからサンホセに政庁を移すことを決定した。それによって、町は急成長した。このため、18世紀半ばに都市の起源を持つサンホセは、他のラテンアメリカの首都と異なり、スペインの植民都市の雰囲気を全く持たない。
コスタリカの民主主義における取り組みや、紛争における調停などは、ラテンアメリカの人々を通して世界中に紹介されたため、今では発展途上国における成功例としてのコスタリカのあり方は世界中に知られるようになり、コスタリカに学べという運動は第三世界のみならず、先進国にも広まっている。
現在、パナマ、ハイチ、アンティグア・バーブーダ、セント・ルシア、セントクリストファー・ネイビス、セントヴィンセント・グレナディーン、ドミニカ国、グレナダ、ナウル、ツバル、キリバス、モナコ、アンドラ、バチカン、サンマリノ、リヒテンシュタイン、アイスランドなどの国では、各国それぞれの事情において常設の軍備が存在せず、その中にはコスタリカを模範にした国もある。
また、中米紛争の部分的解決という功績は、ラテンアメリカにおいてコスタリカの立場を確固たるものにした。日本において、日本国憲法第9条をめぐって国論が揺れ動く中、コスタリカを例に取り日本国憲法第9条を守ろうとする運動も存在する。

タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群とラ・アミスター国立公園は、コスタリカとパナマにまたがる世界遺産である。1983年にコスタリカの世界遺産として、7つの国立公園や自然保護区がまとめて「タラマンカ山脈=ラ・アミスター保護区群」として登録された後、1990年にパナマのラ・アミスター国立公園が加えられた。ラ・アミスター国立公園は、1988年にパナマとコスタリカが共同管理する国際平和公園であるラ・アミスター国際公園の一部になっている。
この一帯は世界遺産になるよりも早い1982年に生物圏保護区に指定されている。そのときにパナマ、コスタリカをまたぐ指定を受けていたことが、後の世界遺産の登録拡大にも関係した。